国土交通省は5月28日、物流施設におけるDX推進実証事業の公募を開始した。
中小物流事業者の業務効率化や、働き方改革のための自動化・機械化・デジタル化を支援する補助金。
＜特設サイト画面＞
倉庫業者、第一種・第二種貨物利用運送事業者、トラックターミナル事業者、特定貨物自動車運送事業者・一般貨物自動車運送事業者・貨物軽自動車運送事業者、物流不動産開発事業者を対象とする。
システム構築・連携と、自動化・機械化機器の導入を、同時に行うことが要件となる。
例えば、自動化・機械化による省人化、荷主やトラックドライバーのニーズを捉えた効率的な作業、最新技術による自動データ収集とデータ活用による最適化を実現する事業などを想定している。
補助率は2分の1以下とし、上限額はシステム構築・連携が1社当たり2000万円、自動化・機械化機器の導入が1社当たり3000万円。
ただし申請事業者が事業場内の最低賃金を3％以上または45円以上増加させる場合は、上限額がそれぞれ2200万円、3300万円にアップする。
公募期間は6月18日午後5時まで。
■特設サイト
https://butsuryu-dx-2025.go.jp/
国交省／物流施設におけるDX推進実証事業費補助金の3次公募開始
