パルシステム連合会は9月4日、小中学校の夏休み期間に計13日・27回の「おしごと体験」企画を開催し、437人が参加したと発表した。
東京都稲城市にある物流・IT体験施設を利用し、宅配の仕組みを学んでもらうもの。東京都と協力した中高生向けプログラムや、商品検査センター見学なども実施した。
「おしごと体験」では、パルシステムの物流センターで実際に使用されている仕分け機のほか、オリジナル動画やパネル、タブレットなどを使い、楽しみながら宅配の仕組みを学ぶ。
中高生向けの場合は、物流や情報システムの仕組みをさらに掘り下げ、食品ロスを減らすワークショップを行うなど、将来の仕事を考える場にもなっている。
商品検査センター見学と「実験教室」の企画では、食品の品質検査に応用されるペーパークロマトグラフィーを体験。水性ペンで印を付けたコーヒーフィルターを水に浸し、インクの色が分離していく様子を観察した。
パルシステムでは2023年から「おしごと体験」を実施しており、9月以降も開催する。
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