大林組は10月1日、埼玉県川越市で物流施設「(仮称)OAK LOGISTICS CENTER川越Ⅰ」の建設に着手した。大林組が事業主として開発を手がける物流施設では14件目の物件となる。
<「(仮称)OAK LOGISTICS CENTER川越Ⅰ」完成イメージ>
施設規模は地上4階建てのBOX型で、地上階には27台分の高床式トラックバースを設け、荷物用エレベーター・垂直搬送機を3基ずつ設置、最大3社(最小区画約6370m2、各2層利用)が入居できる。
関越自動車道川越ICから約3.4kmの川越狭山工業団地内に位置しており、首都圏への配送に加え、関越自動車道・圏央道経由で東北自動車道や中央自動車道を利用することで、関東全域にとどまらない広域配送にも適している。
西武新宿線「南大塚駅」から徒歩約11分で、鉄道沿線エリアからの労働力確保も期待できる。
屋上には太陽光発電設備を設置し、再生可能エネルギー由来の電力や環境価値をテナント企業などへ提供し環境負荷低減に貢献するほか、さまざまな環境配慮技術の導入により、CASBEE、BELSなどの環境認証を取得する予定。
■施設概要
名称:(仮称)OAK LOGISTICS CENTER 川越Ⅰ
所在地:埼玉県川越市南台1-10-7
交通:関越自動車道川越IC約3.4km、西武新宿線南大塚駅徒歩約11分
敷地面積:約9927.98m2(約3003.21坪)
延床面積:約2万450.51m2(約6186.27坪)
貸床面積:約1万9640m2(約5940坪)※3区画分割利用の場合
規模・構造:4階建て/S造
駐車場台数:大型車8台、乗用車35台
設計:陣設計
設計監修・施工:鈴与建設
着工:2025年10月1日
竣工:2027年1月末(予定)
その他:トラックバース27台分、床荷重1.5t/m2、梁下有効5500mm