郵船ロジスティクスは10月1日から福岡県の博多港と福井県の敦賀港を結ぶ内航 RORO船を利用した混載サービスを開始した。
開始したサービスは、九州全域と主に北陸、東海、中部、関西地方をつなぐ国内輸送手段。大きな特徴として、通常、内航 RORO 船では、13m シャーシ単位での荷受けが基本となるところ、同社倉庫と提携倉庫で混載に仕立てるため、チャータートラックではスペースが余ってしまう 1 パレット単位の貨物から大口貨物まで、陸上輸送の代替手段として利用可能だ。
集荷から配送まで end-to-end で国内輸送サービスを提供することができ、これまで以上に国内輸送手段の選択の幅が広がる。
また、内航RORO船はGHG排出量がトラックの1/5程度と言われており、環境にやさしい輸送手段としても選択可能。同社は、内航RORO船輸送サービスによって地方港の活用を推進し、地域の発展にも貢献していくとしている。
郵船ロジスティクス/データセンターの物流ニーズに最適ソリューション提供開始