LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





オークラ輸送機/アルフレッサヘルスケアの九州物流センターにSkypod納入

2025年10月09日/IT・機器

PR記事

オークラ輸送機は10月9日、アルフレッサヘルスケアの九州物流センター(熊本県御船町)に、3次元ロボットピッキングシステム「Skypod(スカイポッド)」を納入したと発表した。

<高層ラックと26台の搬送ロボットでシステム構成したSkypod>
20251009okura1 - オークラ輸送機/アルフレッサヘルスケアの九州物流センターにSkypod納入

「Skypod」は、前後・左右・上下の3方向に走行する26台の搬送ロボットと、高密度なラックで構成。商品は専用コンテナに2アイテムずつ投入しラックに保管され、格納はすべて搬送ロボットが行う。

<棚間を上下走行する搬送ロボット>
20251009okura3 - オークラ輸送機/アルフレッサヘルスケアの九州物流センターにSkypod納入

ラックの高さは天井まであり、最大5670コンテナ、約1万2000アイテムを保管できる。

<搬送ロボットは秒速4mで走行>
20251009okura4 - オークラ輸送機/アルフレッサヘルスケアの九州物流センターにSkypod納入

<作業者の手元まで搬送ロボットがコンテナを運ぶ>
20251009okura5 - オークラ輸送機/アルフレッサヘルスケアの九州物流センターにSkypod納入

出庫指示があると、ロボットがラックから該当商品の入ったコンテナを取り出し、ピッキングステーションヘ運ぶ。作業者は、モニターの指示に従ってコンテナからオリコンへ商品を投入すればよい。

<アルフレッサヘルスケアの九州物流センター>
20251009okura2 - オークラ輸送機/アルフレッサヘルスケアの九州物流センターにSkypod納入

アルフレッサヘルスケアは、九州エリアの物流機能を強化するため、熊本市内にあった九州物流センターをアクセスの良い御船町に移転し、このほど稼働。

センターでは、約6200アイテムの商品を保管し、九州管内にある43のデポとドラッグストアや薬局、薬店など約850店舗へ毎日納品する。

「Skypod」導入前は、多品種少ロット品も高頻度出荷品と一緒に平棚ヘ保管し、人が台車で棚を循環しながらピッキングする、カートピック方式で行っていた。

保管エリアが広く、歩く距離や探す時間など、作業者の負担が大きかったが、多品種少ロット品を切り出し「Skypod」で処理するようにしたことで、労働環境の改善、ピッキング工数の削減、業務効率化が実現したという。

オークラ輸送機/サントリーにパレット自動積み込み装置納入、荷待ち時間削減

関連記事

ピッキングに関する最新ニュース

一覧を見る

省人化に関する最新ニュース

一覧を見る

オークラ輸送機に関する最新ニュース

一覧を見る

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース