オークラ輸送機は5月16日、AI認識技術を取り入れたケースピッキング装置「FastPicker(ファーストピッカー)」を販売開始した。
ロボットハンドに搭載したカメラとAI認識技術により、寸法・形・柄が異なるあらゆる荷物を認識。荷物の寸法やパターンデータの面倒な登録、ティーチングが要らず、設置してすぐ稼働する。
従来のビジョンロボットシステムには必要だったカメラ架台が無くなり、省スペース化も実現した。
特長としては、バラバラに積まれたケースも認識するため荷崩れしたパレットにも対応できること、ロボット技術とビジョン技術のコンビネーションで毎時最大700ピック可能なことなどが挙げられる。
■「FastPicker(ファーストピッカー)」
ラサール不動産/都心まで約1時間、西多摩に16万m2のマルチ型施設竣工