北海道は10月10日、「道内物流効率化検討事業委託業務」に係る公募型プロポーザルを実施すると発表した。
公募型プロポーザルとは、官公庁などが公共事業の委託先を選ぶ際に、複数の企業から企画提案を募る方式。
道内の貨物輸送では、農産物輸送など下り貨物の積載率の低さや恒常化するドライバー不足に加え、2024年問題による輸送力低下により、特に長距離輸送が困難となりつつある。
こうした課題への対策として物流効率化を目的に、道内間におけるトラック輸送から鉄道輸送へのモーダルシフトの利用促進について、検討を進める。
委託業務は、長距離輸送を担う一般トラック事業者を対象に貨物駅まで荷物を直接持ち込み、その後鉄道を利用した輸送体系の構築など、新たなモーダルシフトの仕組み作りについて、物流事業者や関係者などと連携した実証実験を3回以上実施するというもの。
また実証実験後、効果的な輸送形態の構築へ課題や改善点などを調査し、報告書を作成する。
参加表明書の提出期限は10月24日15時まで(必着)まで。
詳細は、北海道総合政策部交通政策局交通企画課
■https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/stk/233662.html
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