日本貨物鉄道(JR貨物)は9月9日、秋冬期の輸送力増強施策として、北海道地区から本州に向けた馬鈴薯輸送の専用列車を運行すると発表した。
例年、秋冬期には北海道地区での農産品の収穫期に合わせ、本州に向けた馬鈴薯輸送の専用列車を運行しており、今年も運行を行う形となる。
貨物列車は第9078~9056~8054~9085列車。発駅は北海道の帯広貨物駅、着駅は埼玉県の熊谷貨物ターミナル駅。運転日は9月12日~10月9日のうち27日間。
輸送力はコンテナ車20両、12ftコンテナ100個、輸送コンテナ個数は2700個を予定している。
なおJR貨物は、北海道地区で生産される農産品を定期列車でも全国各地に輸送しており、馬鈴薯と玉ねぎは約5割を同社が輸送している。
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