ラピュタロボティクスは10月15日、経済産業省・中小企業庁・中小企業基盤整備機構が実施する「中小企業成長加速化補助金」に採択されたと発表した。
この補助金は、中小企業が「売上高100億円」という高い成長目標を掲げ、その実現に向けた投資を行う取組を支援するもの。補助率1/2、補助金交付金額は最大5億円。
ラピュタロボティクスは、ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」、自動フォークリフト「ラピュタAFL」、自在型自動倉庫「ラピュタASRS」など、独自の群制御AIを活用したソリューションを提供。物流現場の人手不足や生産性向上の課題解決を後押ししている。今回の補助金採択により、さらなる技術開発・導入支援を加速する方針だ。
審査員からは、同社が提供する自在型自動倉庫など3製品を統合的に提供できる点が高く評価されたという。
また、高い技術力と共通制御ソフトウェアを基盤とする体制により、中規模倉庫市場での急成長が見込まれることも、採択に繋がったとしている。
推薦金融機関である商工組合中央金庫は「物流ロボティクスのトップランナーとして、物流産業や地域経済に貢献していくものと確信している。今後もさまざまな形でサポートし、さらなる成長と挑戦にコミットしていく」とコメントしている。
ラピュタロボティクス/総武物流の千葉県の倉庫で自動フォークリフトが稼働