日本郵船は10月15日、曽我貴也社長と河野晃副社長が、9月21日と22日に米国ニューヨークで開催されたWBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)の総会に出席したと発表した。
総会は、国際連合総会やClimate Week NYCと合わせて開催され、世界のビジネスリーダーや専門家が、持続可能な社会への変革をテーマに、具体的なビジネス戦略について議論する場となっている。
複数のラウンドテーブル形式のセッションにおいて、曽我社長は「グローバルな循環型経済の枠組み形成」、「AIとイノベーションによるバリューチェーン脱炭素化と長期価値の創出」、「気候戦略の競争優位性への転換」などのセッションに参加し、グローバル企業のトップとともに活発な議論を交わした。
また「炭素除去と長期的な事業価値の実現に向けて、集団的な行動を促進し、流れを変える」のセッションでは、河野副社長がゲストスピーカーとして登壇。同社の脱炭素の取り組みと二酸化炭素除去に期待する役割について紹介した。
日本郵船は「物流の脱炭素化なしには全産業のカーボンニュートラルは実現できない」という信念のもと、今後も気候変動への対応を強化し、持続可能な未来に向けて挑戦を続けていくとしている。
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