サントリー、ユニ・チャーム/関東・四国間を鉄道コンテナ利用で年間200台のトラック削減

2025年10月30日/3PL・物流企業

サントリーグループとユニ・チャームグループは10月30日、共同で、関東・四国間の鉄道コンテナによる長距離往復輸送を11月から本格稼働すると発表した。

<鉄道コンテナ輸送のフロー図>
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両グループが連携し、関東から四国へはサントリーの酒類・清涼飲料製品を、四国から関東へはユニ・チャームの衛生用品などを輸送する。これまでのトラック輸送から鉄道コンテナ輸送に切り替えることで、年間では両グループで運行するトラックを約200台減らせるほか、CO2の排出量を約180トン削減できる見込みだ。

<サントリーのコンテナ>
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<ユニ・チャームのコンテナ>
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トラックドライバーの時間外労働の上限が規制された物流2024年問題や輸送量のさらなる増加など、物流を取り巻く環境変化への対応は、近年ますます重要な課題となっている。サントリーグループはこれまでも安全・安心で持続可能な物流の実現に向けて、「スマートロジスティクス」の取り組みを進め、先端技術の活用や各企業・自治体との連携を推進してきた。今後も物流企業やドライバーにとってより働きやすい環境をつくるとともに、自然環境に配慮した物流を推進することで、持続可能な物流の実現を目指すとしている。

なお、サントリーとユニ・チャームは、同区間でトラックによるリレー形式のラウンド輸送を行っており、2024年12月に経済産業省および国土交通省が実施する「令和6年度物流パートナーシップ優良事業者表彰」において、「グリーン物流パートナーシップ会議 特別賞」を受賞している。

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