ヤマトホールディングスが7月29日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高2942億3400万円(前年同期比3.3%増)、営業利益76億800万円(82.2%増)、経常利益80億2700万円(72.4%増)、当期利益12億7900万円(35.9%増)となった。
デリバリー事業は、東日本大震災に係る支援物資の輸送や、大口法人顧客における発送個数の増加などから、宅急便取扱個数は前年同期を上回る結果となった。
デリバリー以外の事業は、法人の顧客における販売の拡大や業務の効率化、費用の削減を実現する他社にはないサービスの拡販を推進し、e-ビジネス事業やフィナンシャル事業を中心に収益を拡大させた。
また、ホームコンビニエンス事業でも、引越関連サービスや家具・家電製品の配送サービスの利用が拡大した。
通期は、売上高1兆2620億円(2.1%増)、営業利益650億円(1.1%増)、経常利益660億円(0.1%増)、当期利益270億円(18.7%減)の見通し。
東京汽船 決算/4~6月の売上高3.5%減、営業損失1億3700万円