本田技研工業のロジャーナ工業団地にある子会社は、調達部品の供給停止の影響により10月4日から生産活動を停止し、その後、10月8日から始まった浸水被害が現在まで継続していることから、生産再開の見通しが立っていない。
バンコク市内にある二輪車・汎用製品生産拠点は施設への洪水被害はないが、調達部品の供給が滞っているため、二輪車は 10月11日より、汎用製品は10月6日より生産活動を休止しており、それぞれ11月4日までの生産休止を予定している。11月7日以降の生産は、部品供給の状況を見ながら決定する。
その他のアジアの生産拠点においては、タイからの部品供給の制約による影響が出ており、生産調整や、生産休止などを実施している。
日本国内では、タイからの部品供給の制約により、鈴鹿製作所、埼玉製作所の四輪完成車生産拠点において、11月7日より生産調整を実施する。生産調整の実施期間については、今後、部品の代替などを進めるとともに、状況を見ながら決定するとしている。
トヨタ、日産、ホンダ/7月の生産台数、グローバル生産はホンダのみ増