キリンビールは2月15日、東日本大震災で被災した仙台工場で、びんビール製造ラインの操業を再開した。
ビール製造ラインのうち、稼動を再開している缶と樽商品の製造ラインに加え、今回のびんビール製造ラインの稼働再開により、全容器のラインが復旧した。
今後は、シフト体制見直しにより、より高い生産性の実現を図る。
また、今回の震災を教訓に、防災備品の増強や帰宅困難による工場待機時の備蓄品の充実、工場敷地内での地震計の設置による緊急地震速報システムの整備を完了した。
仙台港エリアで津波避難ビルとして、近隣住民の役に立てるよう、社会的責任を果たしていくとしている。