帝国データバンクは4月19日、マレーシア進出企業の実態調査を発表した。
マレーシアに進出した日本企業は、2012年3月末時点で1383社が判明した。業種別では「製造業」が779社(構成比 56.3%)でトップ。次いで「卸売業」の307社(同22.2%)となった。電気機器製造関連の業種だけで174社を数え、全体の 12.6%を占める。
運輸・通信業は61社となり、構成比は4.4%だった。
2020年の先進国入りを標榜する同国においては、経済成長にともない賃金(=国民の購買力)の向上が想定されることから、今後の日本企業においては、小売・サービス業の進出が増えるとみられるという。
JALグループ/8月の国際貨物18.3%増、国内貨物14.0%増