NTTデータは9月20日、ベトナム政府から、日本の貿易手続き・通関システムであるNACCSとCISを活用した貿易手続き・通関システム(VNACCS/VCIS)の開発を受託したと発表した。
VNACCS/VCISは、日本のNACCSとCISを活用することでベトナムにおける貿易手続き・通関に関連する行政手続きを、迅速化・効率化することを目的としたもの。
ベトナム税関をはじめとする行政機関や、貿易手続き・通関に関連する民間企業が利用する。NTTデータは2014年3月の完成へ向け、現地法人のNTTデータベトナム(等と連携してシステムの開発を行う。
なお、NACCS輸出入・港湾関連情報処理システムは、輸出入申告や船・航空機の入出港手続き等の行政手続きと、輸出入手続きに関連する民間業務を処理する官民共同利用の電子申請システム。
CIS通関情報総合判定システムは、輸出入の通関実績や輸出入者情報を一元的に蓄積して、通関審査に活用する情報システム。
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