豊田自動織機は2月7日、新開発の燃料電池フォークリフトによる実証実験を開始したと発表した。
<実証実験車>
トヨタ自動車と共同開発した、小型・高効率なフォークリフト用燃料電池システムを搭載したフォークリフト2台を、豊田合成北九州工場で運用し、環境負荷低減効果と経済性を検証する。
燃料電池は、水素と空気中の酸素を化学反応させて電気をつくるもので、CO2排出量の低減やエネルギーの多様化への対応技術として、実用化の開発が進めており、産業車両の動力源としても期待されている。
燃料電池フォークリフトは、約3分で燃料充填を行い、充電や電池交換なしで連続稼働が可能なため、電動フォークリフトと比較して稼働効率の大幅な向上を図ることができる。
コカ・コーラ、豊田自動織機/トラック対応自動運転4本フォーク実証実験