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日通総研/倉庫を建物、立地、賃料・収益構造の観点からレポート

2013年06月12日/調査・統計

日通総研は6月12日、倉庫と他の不動産の違いについて、建物、立地、賃料・収益構造という観点から整理したレポート「倉庫は他の不動産とどこが違うのか」を発表した。

執筆は同社教育コンサルティング部の矢野裕之氏。

本レポートでは、倉庫と他の不動産の違いについて、建物、立地、賃料・収益構造という観点から整理している。

他の不動産に関しては賃料水準の定量的な予測モデルを構築した研究等が既に多数存在するのに対して、倉庫不動産においては同種の研究は皆無の状況となっているという。

東日本大震災をはじめとする過去の大規模災害で、倉庫に関してクローズアップされてきたが、発災後当初から、支援物資の受入れを自治体関連施設ではなく倉庫で行っていたなら、現地の混乱はかなりの程度抑えられたことは確かと分析している。

今後は、災害時における支援物資の取扱い円滑化という観点からも、倉庫という不動産の特殊性がより周知されていくことが望まれようとしている。

■倉庫は他の不動産とどこが違うのか
http://www.nittsu-soken.co.jp/report/other/pdf/other01.pdf

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