経済産業省が7月31日に発表した6月分の石油統計速報によると、6月の原油輸入量は1563万kl、前年同月比1.5%増と5か月ぶりに前年を上回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(430万kl、前年同月比8.4%減)、アラブ首長国連邦(427万kl、37.8%増)、カタール(235万kl、39.8%増)、クウェート(121万kl、20.5%増)、ロシア(94万kl、37.4%増)、となっている。
中東依存度は85.0%、前年同月に比べ0.8ポイント増と2か月連続して前年を上回った。
燃料油の在庫は1078万kl、前年同月比4.2%減と2か月連続して前年を下回った。
油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油は前年同月を上回ったが、がサリン、灯油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。
【PR】経産省 中野氏登壇/政策パッケージ実践ガイドウェビナー