京極運輸商事が5月14日に発表した2014年3月期決算は、売上高89億6200万円(前期比2.7%増)、営業利益5700万円(11.3%減)、経常利益6000万円(54.8%減)、当期利益2200万円(70.2%減)だった。
港湾運送と通関事業における国内需要の低迷と円安による輸入取扱量の減少、貨物自動車運送事業における中津事業所業務受託終了による減収もあったが、石油販売事業における販売平均単価の上昇、タンク洗滌・修理事業における受注件数の増加などにより、増収となった。
営業車両賃借料の削減もあったが、燃料費の増加に加え、デジタルタコメーターの搭載、ドライブレコーダーの全車両への取り付け等、安全面への投資に伴う経費が大きく膨らみ、減益となった。
来期は、売上高90億円(0.4%増)、営業利益1億1000万円(93.0%増)、経常利益1億3000万円(2.1倍)、当期利益8000万円(3.6倍)を見込んでいる。
京極運輸商事/10月1日付組織変更、京浜支店は倉庫事業部に名称変更