Zepol(ゼポ)は10月6日付で、米国海上コンテナ輸入の9月実績をまとめた。
アジア主要10か国発TEU(B/L・Loading Port/母船積地ベース・実入り・FROB含)は、前月から4.9%増加し前年同期比6.7%増の132万5000TEUとなった。
米国向け世界合計(FROB含む)でも、アジア発の増加に加えて、中米発(5.0%減)以外は、欧州発7.4%増、カナダ発6.2%増、南米発7.1%増といずれも増加で、全体では前月比0.8%増、前年比は5.5%増と続伸した。
アジア発の64%を占める1位中国発は前年比6.8%増と7か月連続の増勢、2位の韓国は0.7%減、3位の香港は9.9%減で3か月連続のマイナスだったが、4位の台湾は16.5%増で4か月連続のプラス、ASEANは5位シンガポール、7位ベトナム、8位マレーシアがそれぞれ34.8%増、25.5%増、39.8%の増加だったが10位タイは18.8%減で3か月連続のマイナスだった。
マレーシアは10か月連続プラス。9位のインドも8.1%増と14か月連続のプラスだった。
なお、自国生産分を表す荷受け地ベースで、韓国と拮抗しているベトナムは8月に続き9月も韓国を上回り2位となった。
6位の日本は母船積地ベース(直航分)で5.2%増で、8か月連続の+を維持、荷受け地ベースも4.6%増を示している。
また、日本発釜山TS分は3.4%の減少だった。
問い合わせ
ZepolJapan
南石正和
mnasneki@zepol.jp
横浜市港湾局/国際海運の脱炭素化に関する「ハンブルク宣言」に署名