東部ネットワークが5月8日に発表した2015年3月期決算は、売上高119億4000万円(前年同期比3.1%減)、営業利益8億7700万円(3.3%増)、経常利益9億2400万円(3.8%増)、当期利益6億5800万円(15.9%増)となった。
主力荷主は清涼飲料業界が夏場の天候不順等によるマイナス成長となる中、製造の内製化を強力に進め、輸送量が増加した。新輸送システム等では、ビールメーカーの輸送を新たに取り込み大幅な増収となったが、石油販売の減少や大口転貸物件の解約が発生し、厳しい状況が続いた。
東京・名古屋・大阪地域で長年強固な営業基盤を持つ3社と業務提携を行い、新たな全国展開が可能となった。
来期は、売上高121億1000万円(1.4%増)、営業利益8億9800万円(2.4%増)、経常利益9億4900万円(2.6%増)、当期利益6億6900万円(1.6%増)を見込んでいる。
東部ネットワーク 決算/4~6月の売上高4.1%増、営業利益35.4%減