横浜ゴムは5月27日、メキシコのアグアスカリエンテス州サンフランシスコIV工業団地に完成した自動車用ホースアッセンブリー工場を5月7日に開所したと発表した。
新ホースアッセンブリー工場は、横浜ゴム全額出資のヨコハマ・インダストリーズ・アメリカズのメキシコ生産拠点として設立し、1月から稼動を開始。
エアコンホース、トランスミッションオイルクーラーなど自動車用ホースアッセンブリーを生産し、メキシコ国内のカーメーカーなどに販売する。
サンフランシスコIV工業団地はアグアスカリエンテス州北方に位置し、アグアスカリエンテス国際空港から車で約40~50分と利便性が高い。
同州は経済成長率がメキシコ国内で最も高く、優秀な人材の採用が見込めることなどが工場立地の決め手となった。
■新ホースアッセンブリー工場の概要
工場名:ヨコハマ・インダストリーズ・アメリカズ・アグアスカリエンテス工場
工場所在地:アグアスカリエンテス州サンフランシスコⅣ工業団地
建屋面積:2300m2
生産品目:自動車用ホースアッセンブリー、金具製品など
操業開始:2015年1月
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