澁澤倉庫が8月6日に発表した2016年3月期第1四半期の業績は、売上高147億4500万円(前年同期比9.2%増)、営業利益6億3900万円(6.9%増)、経常利益7億円(2.5%増)、当期利益4億4300万円(12.9%増)となった。
倉庫業務は、飲料や化粧品等、消費財の流通加工業務が好調に推移したことにより、売上高は26億4000万円(7.5%増)となった。
港湾運送業務は、輸出入貨物の取扱いが減少し、売上高は13億7300万円(7.0%減)。
陸上運送業務は、引越業務が堅調に推移したほか、日用品や飲料の輸配送業務が伸長により、売上高は72億6100万円(6.0%増)。
国際輸送業務は、ベトナムでの取扱いは増加したものの、輸出入航空貨物の取扱いが減少し、売上高は8億7900万円(5.4%増)となった。
その他の物流業務は、新規施設の物流施設賃貸収入が増加したことにより、売上高は11億4700万円(183.1%増)。
通期は、売上高575億円(4.4%増)、営業利益30億円(11.9%増)、経常利益28億円(4.1%増)、当期利益17億6000万円(11.8%減)を見込んでいる。
セイノーHD 決算/4~6月の売上高3.4%増、営業利益6.3%増