出光興産、トクヤマ、中国電力の3社は12月11日、海外炭の共同輸送を開始した。
オーストラリア・ニューキャッスル港から徳山下松港(徳山地区)周南バルクターミナルに輸送するもので、輸送量は約8万トン。11日に出発し、今月下旬に到着する。
3社が8月に締結した海外炭の共同輸送の合意について基づき行うもので、3社が利用する石炭を共同輸送することにより物流コストの低減を図る。
大型船による共同輸送の本格運用を視野に、3社間での輸送量の調整や輸送船の選定といった運用上の手続きを確認する。
■海外炭共同輸送の実施概要
輸送量:約8万トン
出光興産、トクヤマ:約3万トン
中国電力:約5万トン
輸送船:9万t級オーバーパナマックス船
NXHD/5月の国際海上輸送取扱実績、グローバル合計30.1%増