日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は5月27日、2015年度物流コスト調査報告書の概要版を発表した。
それによると、2015年度調査の全業種での売上高物流コスト比率は4.63%で、前年度から0.07ポイントの下落となった。
2015年度調査で対象としている2014年度は、好調な内需や円安を背景として企業収益が総じて改善に向かい、燃料価格も低下傾向で推移した結果、売上高に対する物流コスト比率が低下した可能性が考えられる、としている。
調査は、2015年10月から2016年5月にかけて、アンケート調査、文献調査などを実施し、その結果を整理・集計・分析したもの。