ラクスルとヤマトホールディングスは7月7日、デジタルテクノロジーを活用し、企業間物流の構造変革実現を目指すため、資本提携を行うと発表した。
テクノロジーを活用して業界課題を解決してきたノウハウを持つラクスルと、物流事業者としてさまざまな業界に顧客企業を持つヤマトHD月資本提携を行い、荷主・納品先企業と物流事業者の双方が抱える課題を同時に解決できる、
オープン型の物流プラットフォームを構築し、さまざまな業界の企業間物流の構造変革の実現を目指すことで合意したもの。
資本提携の内容は、既存株主からの株式譲受によるラクスル株式の一部取得を行った。
なお、ラクスルは「仕組みを変えれば、世界はもっとよくなる」をカンパニービジョンとして印刷業界でインターネットを用いた新しい仕組みをつくり、顧客企業、印刷会社双方の経営効率化を目的に事業を展開。
2015年12月からは、中小運送事業者トラックの非稼働時間と、荷主企業の物流ニーズをタイムリーにマッチングする「ハコベル」を開始している。
ヤマトHDは、さまざまな業界の企業間物流で付加価値の高いソリューション提供を目指し、「バリュー・ネットワーキング」構想を推進している。
ヤマトHD、レッドホース/RHの株式48.57%取得、資本提携・業務提携