阪急阪神ホールディングスが5月15日に発表した2018年3月期決算によると、国際輸送事業の売上高は837億700万円(前年同期比16.8%増)、営業利益は27億7700万円(74.9%増)だった。
国際輸送事業は、日本・東アジア・欧州において、航空輸送を中心に好調に推移した。
ケニアのナイロビ等に拠点を開設することでグローバルネットワークのさらなる拡充を図るとともに、シンガポール西部で物流倉庫を開業するなど、ロジスティクス事業の強化に努めた。
また、国際輸送事業の中核会社である阪急阪神エクスプレスが、日本国内の路線トラック便とロジスティクス事業に強みを持つセイノーホールディングスと相互のノウハウを活かした事業展開を進めることを目的として、資本・業務提携契約を締結した。
阪急阪神HD/豪州で特定子会社が物流不動産賃貸・開発事業開始