住友商事は7月12日、神奈川県相模原市にマルチテナント型の物流施設「SOSiLA相模原」を5月28日に竣工したと発表した。
神奈川県を主要エリアとする物流会社であるサン インテルネットを入居テナントとして、6月に稼働した。
日本最大の人口密集地である首都圏から40㎞圏内の好立地で、近年大型物流施設建設が相次いでいる圏央道エリアに接している。
相模原市を横断する国道129号(上溝バイパス)に隣接し、圏央道の相模原相川ICまで至近距離にある交通アクセスのよい立地となっている。
相模原市の人口は2017年1月時点で、72万1477人で、人口は増加傾向。周辺都市の人口も合わせ、将来にわたって豊富な労働力維持可能な地域となっている。
竣工式で三井住友ファイナンス&リースの寺田達朗常務執行役員は「見学させてもらったが、従業員が心地よく使えるための配慮が至る所に凝らされていると感じた。この施設は1棟全部をサンインテルネットにお借りいただくことになっているが、首都圏の物流拠点となり、地元の雇用にも貢献できるものと思っている」と述べた。
また、住友商事の執行役員、東野博一生活資材・不動産本部本部長は「この土地は元安田火災の土地で書庫とグラウンドがあったが、縁あってギオンから譲ってもらった。敷地が少しいびつな形だったが、うまく設計を進めていただき非常に良い施設となった。本社がやはり住友商事が開発した横浜のビルに入居するサンインテルネットに決まったこともとても感慨深い」と話した。
■概要
名称:SOSiLA相模原
所在地:神奈川県相模原市中央区田名
最寄駅:JR相模線上溝駅(バス6分+徒歩9分)
アクセス:圏央道相模原愛川IC(3km、車約5分)
敷地面積:2万8576.67m2
延床面積:5万5121.36m2
構造:地上4階建(1.3階バース)
竣工:5月28日
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