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日本GLP/千葉県内陸部でロコンド専用の5.4万m2の物流施設開発

2018年08月20日/物流施設

日本GLPは8月20日、千葉県八千代市で延床面積約5万4000m2の先進的物流施設「GLP八千代II」の開発を行うと発表した。

<GLP八千代IIの完成イメージ>
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「GLP八千代II」は、靴とファッションの通販サイト、LOCONDO.jp を運営するロコンドが専用施設として全棟利用する。総開発費用は約86億円で、2019年1月に着工予定、2020年3月に竣工予定。

物流拠点としての立地ポテンシャルや、2016年から既存拠点として稼働中の「GLP八千代」との併用により保管・配送と人員効率の一層の向上が見込める点がロコンドから高く評価されたもの。

開発計画の早期段階から同社と賃貸借予約契約を締結するに至った。

ロコンドは、Eコマース事業の取扱高300億円を目指す中、物流業務の更なる拡大が必要であり、GLP八千代IIとGLP八千代を併せて全国配送拠点として活用する予定。

八千代IIは、倉庫エリアと事務所エリアの親和性を高めるため事務所と倉庫間をガラス張りにし、庫内の状況が常に見える仕様としている。また、WI-FIのアクセスポイントを事前設置した。

施設内での働く環境にも配慮し、超大型シーリングファン「ビッグアスファン(Big Ass Fans)」を倉庫エリア全体に設置するほか、女性が働きやすいよう、女性向け洗面所の機能を充実させるなどの対応を行う。

都心部まで約30kmの千葉県内の内陸部、そして首都圏を環状に結ぶ国道16号線内に位置し、京葉道路武石ICから約8.5km、東関東自動車道千葉北ICから約11kmと、首都圏への広域配送、千葉エリアへの地域配送の双方に適した立地。

東葉高速鉄道線八千代緑が丘駅より約1.9kmで、周辺地域の人口増加も見込まれていることから人材雇用面でも優位な立地と言える。

日本GLPでは、同八千代市内において、2015年12月に竣工し、1年以内に早期満床となった「GLP 八千代」の開発実績がある。

■施設概要
施設名:GLP八千代II
所在地:千葉県八千代市緑が丘西8丁目
敷地面積:約2万8000m2
延床面積:約5万4000m2
構造:耐震・鉄骨造
着工:2019年1月(予定)
竣工:2020年3月(予定)

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