ピーステックラボとヤマト運輸は10月26日、BtoC、CtoCのシェアリングサービス「Alice.style(アリススタイル)」に、ヤマト運輸が提供する「配送連携API」を採用すると発表した。
<運用フロー>
「Alice.style」で貸し借りが成立すると、貸し手の顧客と借り手の顧客の双方に2次元コードを付与する。貸し手の顧客は、全国のヤマト運輸の営業所(約4000か所)やファミリーマート店舗(約1万6500か所)等から、2次元コードをかざすだけで簡単に送り状を発送できる。
また、「匿名配送」によって、住所などの個人情報を相手方に知られることなく商品をやり取りできることから、より安心して利用できる。
借り手の顧客も、商品の使用終了後、貸し手の顧客と同様に、付与された2次元コードを使用して簡単に商品を返却できる。
運賃の精算はアプリ上で完了しているので、商品の発送時には支払いの必要はない。
利用可能なヤマト運輸のサービスと料金は、宅急便が840円~(税込)、宅急便コンパクトが550円~(税込)、ネコポスが350円(税込)。
開始日は、10月29日から。
なお、「Alice.style」は、BtoC、CtoCのハイブリッド型のレンタルサービス。SNSで「いいね」した商品を体験してみたい、プレミアムな商品を購入前に使ってみたい、毎日使わないのに場所をとるモノがある、トランクルームに預けたままのモノがある、でも「モノ」をあまり持ちたくない、という消費者課題を解決し、貸し手と借り手、消費者と商品の出会いと体験を創出する新しいサービス。
JPIC/欧州連携物流イノベーション連合(ALICE)と基本合意書締結