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大塚倉庫/ニチバンとメディカル製品の共同物流を開始

2019年05月08日/SCM・経営

大塚倉庫は5月8日、セロハンテープや絆創膏・医薬品など各種粘着テープの製造・販売をしているニチバンと、メディカル製品の物流(全国)で業務提携したと発表した。

ニチバンは、医薬品を取り巻く様々な物流環境の急速な変化に対応するため、同社の製品群の中でも大塚グループのヘルスケア製品と配送先の一致率が高いなどシナジー効果が見込まれるメディカル製品に特化し、医薬品共同物流(共通プラットフォーム)の仕組みを活用することで、車両・倉庫の効率的な運用はもとより、医薬品としての安定供給体制を構築することが可能となったもの。

今後は共同物流をベースに、さらにOTC医薬品・ヘルスケア製品のプラットフォームを拡大していくという。

なお、ニチバンでは、近年の需要拡大に伴い、「ケアリーヴ」「ロイヒつぼ膏」をはじめとするメディカル製品の物量が大幅に増加していく中、保管スペースや配送車両の確保に加え、物流品質の向上、医薬品供給のためのBCP対応といった課題を抱えていた。

大塚倉庫では、大塚グループの企業理念である’Otsuka-people creating new products for better health worldwide’のもと、人々のより豊かで健康な暮らしに貢献するメーカー物流会社として、引き続き共通プラットフォームを提唱し、効率化のみならず、社会に貢献できる事業の推進に努めていくとしている。

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