東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路、本州四国連絡高速道路は8月19日、お盆期間(8月8~18日)における高速道路の交通状況について発表した。
<高速道路の日別・方向別交通状況>


2018年度比で、期間中の交通量は1%減少。大規模渋滞の回数は10km以上で22回減少、30km以上で3回減少した。渋滞回数のピークは下り線が8月10日で49回、上り線が8月12日で43回だった。
道路会社別で特に長い渋滞が発生した箇所は、東日本が圏央道外回り「青梅IC」付近で8月9日10時25分頃に43.2km、中日本が中央道下り線「上野原IC」付近で8月12日10時55分頃に48.5km、西日本・本州四国が名神下り線「旧山科BS」付近で8月9日23時25分頃に44.4kmなどとなった。
<新名神高速道路「新四日市JCT~亀山西JCT」 >

<新名神開通後の交通量・渋滞回数>

各地では、高速道路の開通や車線の拡張による効果も表れた。新名神高速道路では「新四日市JCT~亀山西JCT」間の開通で、東名阪道の交通が分散。渋滞回数が前年比で7割減少し、新四日市JCT~亀山西JCT間では渋滞が0回だった。20km以上の渋滞も2018年が4回だったのに対し、2019年は0回だった。
<上信越自動車道 4車線化事業区間>

< 「信濃町IC~上越JCT」間 4車線化後の交通量・渋滞回数>

また、上信越自動車道では「信濃町IC~上越JCT」間が4車線化されたことで、同区間の1日あたりの交通量が2万3400台と前年比300台増加。5km以上の渋滞も2018年が6回だったのに対して2019年は1回と大幅に減少した。
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