経済産業省が9月30日に発表した8月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1529万kl(前年同月比8.6%減)となった。
輸入量が多い順にみると、アラブ首長国連邦(543万kl、前年同月比9.9%増)、サウジアラビア(455万kl、20.6%減)、カタール(157万kl、10.7%増)、クウェート(128万kl、2.9%減)、ロシア(104万kl、20.9%増)となっている。
中東依存度は88.1%(1.1ポイント減)で、6か月連続で前年を下回った。
燃料油の生産は1420万kl(1.9%減)と4か月ぶりに前年を下回った。油種別にみると、ナフサ、灯油、B・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ジェット燃料油、軽油、A重油は前年同月を下回った。