YKK APは11月14日、国土交通省などが推進する「ホワイト物流」推進運動に賛同し、持続可能な物流の実現に向けて自主行動宣言を提出したと発表した。
<積載率向上に向けて導入したダブル連結トラック>
自主行動宣言は、「パレット等の活用」「発荷主からの入出荷情報等の事前提供」「集荷先や配送先の集約」「納品日の集約」「異常気象時等の運行の中止・中断等」「車両の大型化」の6項目。
具体的な取り組みとして、「車両の大型化」では一運行あたり積載量の大幅な向上を目指し、ダブル連結トラックの導入を推進する。最大積載重量24トンの車両について、2017~2018年度に5台、2019年6月に4台を導入しているほか、2020年にも追加導入を予定。低床車の利用促進も同時に推進していく。
また、「集荷先や配送先の集約」では他社との共同配送を提案するほか、「納品日の集約」では隔日配送化を推進。「異常気象時等の運行の中止・中断等」では、異常気象が発生もしくは発生が見込まれる場合に物流事業者と協議し、「無理な運送依頼は行いません」と宣言している。
YKK AP/グローバル事業拡大へ向け上海に現地法人設立、調達力強化