日本通運が4月27日に発表した2020年3月期決算によると、売上高2兆803億5200万円(前年同期比2.7%減)、営業利益592億2400万円(25.6%減)、経常利益574億3400万円(33.1%減)、親会社に帰属する当期利益174億900万円(64.7%減)となった。
ロジスティクスのセグメント別の日本では、航空輸出貨物の取扱い数量減少及び人件費増加等により、売上高は1兆2135億円(3.4%減)となり、営業利益は428億円(23.4%減)となった。
米州では、航空輸出貨物の取扱数量減少等により、売上高は910億円(7.7%減)となり、営業利益は27億円(34.5%減)となった。
欧州では、自動車運送並びに倉庫配送業務が堅調に推移したこと等により、売上高は1193億円(3.9%増)となったが、人件費の増加等により、営業利益は17億円(21.7%減)となった。
東アジアでは、航空輸出貨物の取扱数量減少等により、売上高は1120億円(8.7%減)となったが、営業利益は29億円と前連結会計年度並みとなった。
南アジア・オセアニアでは、航空輸出貨物の取扱数量減少等により、売上高は901億円(1.9%減)となり、営業利益は31億円(15.0%減)となった。
次期は、新型コロナウイルスによる影響を現段階において合理的に算定することが困難なことから未定としている。業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに公表する。
トナミHD 決算/4~6月の売上高4.5%増、営業利益25.0%増