サトーホールディングスは6月2日、「RAIN RFID アライアンス」に加盟したと発表した。
「RAIN RFID アライアンス」は、UHF帯RFID規格(ISO/IEC 18000-63およびGS1 EPC Gen2)の推進に焦点をあてた、IoT技術の発展を目的とするグローバルな企業同盟。
その主な活動として、規格の検証、サービスプロバイダーやエンドユーザーに対する支援・教育を行っている。サトーは160社以上の加盟企業とともに、パッシブ型(UHF帯)RFIDのさらなる普及を促進するとしている。
サトーが生み出すRAIN RFIDソリューションは、例えばアパレルや小売のサプライチェーンマネジメントから、工場内での電子部品のトラッキング、さらには、病院に貸し出されている医療用整形インプラントの補充など、幅広い分野の業務改善を可能にする。
またサトーはポリエチレンテレフタレート(PET)を一切使用しないインレイとタグを開発しており、サプライチェーンで発生するプラスチックごみの削減に取り組む事業者の要望に応える、より環境に配慮したRFIDタグも提供していくとしている。
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