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SGムービング、イケア・ジャパン/連携しEVトラックを2台導入

2020年06月04日/IT・機器

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SGムービングとイケア・ジャパンは6月4日、両社が連携し6月にEVトラックを2台導入したと発表した。

<イケア・ジャパン専用EVトラック>
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<SGムービングのEVトラック>
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SGムービングの発表では、サスティナビリティを事業全体の主な要素の一つに掲げるイケア・ジャパンの配送パートナーとして2台のEVトラックを導入し、両社で連携してCO2排出量の削減に取り組むとしている。

1台はイケア・ジャパンの商品配送専用に、もう1台はイケア・ジャパンおよびその他の顧客まで含めて家具や家電の設置輸送や引越輸送に使用する。

今回のEVトラック導入によって、SGムービングが所有するトラック74台のうち環境に配慮した車両は、ハイブリット車2台、EV車2台、クリーンディーゼルエンジン搭載車15台の計19台となる。その他の車両についても、順次、次世代環境対応車等へ切り替えていくとしている。

なお、SGムービングは、車両を使用して事業を営む物流事業者として、持続可能な社会の実現に向けて掲げたグループ共通の「環境理念・環境方針」に基づき、事業を通じたCO2排出量の削減に取り組んでいる。

<イケアのロゴを前にイケア・ジャパン専用EVトラック>
20200604sgmkea3 520x390 - SGムービング、イケア・ジャパン/連携しEVトラックを2台導入

一方、イケア・ジャパンが6月4日に発表した内容では、同社は2030年までに、イケアのすべてのバリューチェーンからの温室効果ガスの絶対排出量を、2016年と比較して少なくとも15%削減することを目標としている。

その目標への一歩として、3月より、ゼロエミッションで地球環境に配慮した EVトラック「eCanter」を2台導入した。1台はイケア・ジャパン所有で、IKEA港北とIKEA原宿とのストア間の商品納品業務を行う。もう1台は、配送協力会社であるSGムービングによる保有で、顧客の自宅向けの商品配送用に利用される予定、としている。

■EVトラック概要
車種:三菱ふそうeCanter
車両総重量:7.5t
キャブ幅:1995mm
ホイールベース:3400mm
最高出力:135kW
最大トルク:390Nm
駆動用バッテリー:高電圧リチウムイオンバッテリー6個搭載
充電1回あたりの走行距離:約100km
充電時間(0→100%):急速充電約1.5時間、普通充電約11時間

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