WMSの世界市場調査/ビジネス活動活発化で2021年に需要加速

2020年06月17日 

ARCは6月2日、「倉庫管理システム(WMS)の世界市場調査報告書」を発行した。

報告書では、新型コロナウイルス感染症関連の景気後退、その後のリバウンド、そして長期的な成長への最終的な回復へと進むときに市場がたどる成長の経路、スピード、パターンを説明している。

それによると、WMSはビジネスに不可欠な受注から出荷までの業務全体の遂行を支援する役割を担う観点から、2020年の世界的な景気後退の間も、WMS市場は比較的安定した状態を維持するとしている。

ARC Advisory Groupのサプライチェーン調査担当役員で「倉庫管理システムの世界市場調査報告書」の主著者であるClint Reiser氏は「ARCは、WMSの実装とアップグレードに対する需要の短期的な減少を予測している。しかしながら、ほとんどのユーザーは、メンテナンスやソフトウェアとしてのサービス(SaaS)サブスクリプションの形で既存のインフラストラクチャを引き続きサポートしており、新型コロナウイルス感染症に関する制限が緩和されビジネス活動が活発化することで、滞留需要が解放されWMSの需要は2021年に加速するだろう」と語っている。

また、同氏は「新型コロナウイルス感染症による経済的影響が減少して以降も、ECやオムニチャネルコマースの急速な成長とこれらのチャネルが受注から出荷までの業務遂行全体の要件に及ぼす影響によって、WMSへの需要は高まる」とつけ加えている。

ARCの調査報告書では、現在およびこれまでの市場と関連するビジネスの動向、主要なサプライヤのプロファイル、今後5年間の市場予測を掲載。これらは、ARCの市場調査データベース、直接情報や補完情報の豊富な調査、独自の経済モデル技法に基づいて作成されている。調査報告書には、競合分析に加えて、アプリケーション分類別、地域別、売上区分別、顧客階層別、業種別の今後5年間の市場予測も含まれている。

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