プロロジス/ラストワンマイル対応、都市型物流施設提供開始

2020年07月01日 

プロロジスは7月1日、都市型賃貸用物流施設「プロロジスアーバン」の提供を開始すると発表した。

<「プロロジスアーバン東京品川1」>
「プロロジスアーバン東京品川1」

プロロジスは、Eコマースの急速な拡大により需要が高まっている都市部の物流拠点を、消費者や小売店舗に届く前の最終地点であることから”Last Touch ”と呼称。「プロロジスアーバン」は、東京・ロンドン・ニューヨーク・パリ等、世界の人口集積都市で効率的な配送を実現するためにプロロジスが展開するLast Touchの物流施設ブランドだ。

国内では、プロロジスはこれまでに、全国の主要消費地に近接した地域に先進的物流施設「プロロジスパーク」を100棟開発し、カスタマーに提供してきた。今後、Eコマースの伸長とともに、消費者へのラストワンマイル圏での物流施設需要が一層高まるとみて、日本においても「プロロジスアーバン」の提供を開始するもの。

将来的には、圏央道周辺など都市近郊の大型物流施設と、都市部の物流施設をネットワーク化して利用するニーズも広がるとみて、今後「プロロジスパーク」に加えて「プロロジスアーバン」の開発を加速させるとしている。

<「プロロジスアーバン東京品川1」のエントランス付近>
「プロロジスアーバン東京品川1」のエントランス付近

<「プロロジスアーバン東京品川1」の庫内>
「プロロジスアーバン東京品川1」の庫内

「プロロジスアーバン」の国内第1号案件である「プロロジスアーバン東京品川1」は、6月末にすべての改修工事が完了した。すでに一部のカスタマーによる運用が始まっているが、7月1日より正式稼働となる。また、足立区入谷では、2020年11月竣工予定の「プロロジスアーバン東京足立1」を開発中であり、2021年の竣工をめざして「プロロジスアーバン東京足立2」を計画中。

「プロロジスアーバン東京品川1」は、りんかい線「品川シーサイド駅」徒歩5分、京浜急行線「青物横丁駅」徒歩7分に立地する都市型の物流施設。延床面積約2万8000m2、地上6階建てで、1階および3~6階は倉庫スペースとして、2階は事務所スペースとして提供する。倉庫スペースは、最小100坪から1フロア最大1200坪での利用が可能だ。

1階には10tトラックが着車可能な荷捌きスペースを備えるほか、プロロジス初の試みとして、3・4階の入居企業にプロロジスのパートナー企業による館内物流のサービスを提供し、荷物の入出庫を代行する。5・6階の入居企業は、区画専用の荷物用エレベーターを利用することができる。

用途として、宅配便や、都心部の小売店舗へのラストワンマイル配送拠点、検品・ささげ業務を含むECフルフィルメント拠点として最適であるほか、公共交通機関でのアクセスに優れたロケーションであるため、ショールーム、撮影・音楽等のスタジオ、プロトタイプ製品の実験・開発拠点など、倉庫利用に留まらない多様な使い方にも対応可能だ。

都内中心部に立地する希少性を評価され、賃貸面積5400坪のうちすでに約80%で賃貸契約を締結済み。ヤマト運輸や大手IT関連企業などと賃貸契約を締結し、3階・4階については引き続き入居企業を募集している。ヤマト運輸は、都心部への配送を担うラストワンマイル拠点として利用する予定。

■概要
名称:プロロジスアーバン東京品川1
所在地:東京都品川区東品川3 丁目 28-25
敷地面積:8961.96m2
延床面積:2万8186.05m2
構造: 地下1階、地上6階建て SRC造
改修完了:2020年6月

<「プロロジスパーク東京足立1」完成イメージ>
「プロロジスパーク東京足立1」完成イメージ

「プロロジスアーバン東京足立1」は、足立区入谷で約2600m2の敷地に3階建て延床面積約5200m2の都市型物流施設として開発中。竣工は2020年11月を予定し、入居企業を募集している。

最大賃貸面積は1500坪であり、700坪と800坪の2区画に分割し、2社への賃貸が可能。荷物用エレベーターを2基備え、区画ごとの専用利用が可能な計画となっている。

立地は、日暮里・舎人ライナー「舎人公園」駅、「舎人」駅からいずれも約18分と公共交通機関も利用しやすく、従業員確保にも有利だ。

■概要
名称:プロロジスアーバン東京足立1
所在地:東京都足立区入谷7-18
敷地面積:2551.43m2
延床面積:5171.03m2
構造:地上3階建、S造
着工:2020年2月
竣工予定:2020年11月

<「プロロジスアーバン東京足立2」完成イメージ>
「プロロジスアーバン東京足立2」完成イメージ

「プロロジスアーバン東京足立2」は、約3200m2の敷地に3階建て延床面積約6400m2の都市型物流施設として開発する。

最大賃貸面積は1800坪、最小500坪からの利用を可能とする計画で、入居企業を募集している。コンパクトな施設だが、4tトラックが直接2階にアクセスできるスロープを併設しており、フロアを分けて2社への賃貸が可能。荷物の縦動線として、荷物用エレベーターも2基備えている。東京都での同規模の賃貸用物流施設として、スロープを備えた物件は市場初であり、配送リードタイム短縮を求める小規模利用のカスタマーに新たな選択肢を提供するとしている。

1階は、都市型配送拠点としての機能に特化し、配送車の全面乗入を想定して泡消火設備を装備。2tトラックであれば20台が同時に着車できる計画となっている。

開発地は、日暮里・舎人ライナー「見沼代親水公園」駅と「舎人」駅からいずれも2km圏内であり、周辺には住宅地も多く従業員確保にも有利な環境だ。

■概要
名称:プロロジスアーバン東京足立2
所在地:東京都足立区入谷9-10-10
敷地面積:3125.19m2
延床面積:6430.22m2
構造:地上3階建、S造
着工予定:2020年
竣工予定:2021年

最新ニュース

物流用語集