ZMPは8月5日、無人フォークリフト「CarriRo Fork」にパレット認識のための新機能「Fork Eye(フォークアイ)」を搭載すると発表した。
無人フォークリフトで積み下ろしを行うパレットは、設定された位置に対して一定の範囲内にパレットが配置される必要があるが、物流現場では人が操作するフォークリフトと共同でパレットを搬送する場合や、設備・機器側と連携してパレットを積み下ろしする際に、パレットの位置が設定された位置からずれてしまう場合がある。
Fork EyeをCarriRo Forkに搭載することで、上下左右方向のパレットの位置ずれをセンサーで検知して柔軟に軌道を修正し、位置ずれに対応した無人でのパレットの積み下ろしが可能になる。
これにより、有人フォークリフトとの共同作業や、トラックからの自動パレット積み下ろしなど、これまで活用が難しかったシーンで無人フォークリフトを活用できるようになる。