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日本ハネウェル/物流作業効率20-40%アップさせる新製品発表

2020年09月15日/IT・機器

日本ハネウェルは9月15日、2021年1月リリース予定の、携帯音声端末およびワイヤレスヘッドセットの新製品を発表した。

<音声業務ソリューション導入の効果>
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Vocollect Voiceから新たにHoneywell Voiceへと、ブランドも一新。リニューアルした同社のホームページでも多くの導入事例を紹介している。世界 5000社以上の導入実績を誇り、ピッキングなどの作業効率を20~40%アップするとしている。

音声業務ソリューションとは、物流、製造等、様々な作業現場で活用されている音声認識技術を用いた最先端の業務で、作業内容を「耳で聞き」作業結果を「声で応答」しながら進める作業。

作業指示を「聞きながら」対象の棚や商品等を「見て」、確認結果を 「話す」ことで紙や、機器といった、手を使う道具から解放され(ハンズフリー)、荷扱いに集中できる。また、紙を見て、棚を見て、商品を見てといった目線の切替がなくなることで(アイズフリー)見間違いや錯誤といった作業上のミスがなくなり、作業効率と正確性の両方を向上させる事が可能。

<A700xシリーズ>
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<SRX3ヘッドセット>
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新製品は音声業務専用端末とワイヤレスヘッドセットを一新し、A700xシリーズとSRX3ヘッドセットとしてリリース。

A700xシリーズの新機能には、スマート音声認識として、「 40種類の言語に対応」「話者不特定型音声認識機能 “Pick Up & Go”(30言語対応)の追加」「最新日本語TTSの採用による、より自然な音声指示の実現」がある。

また、BlueTooth信号を通じて端末(作業者)同士の接近を検知して作業者同士のSocial Distancingをサポートする。

分析データによる業務改善では、「端末の内蔵センサーにより作業者の移動歩数などのデータをDBに蓄積」「分析する事で、より具体的なデータに基づいた業務改善の検討が可能」だ。

SRX3ヘッドセットでは、より手軽なミュート/一時休止機能の追加。マイクを持ち上げるだけでミュート/一時休止が可能な”Flip-to-Mute”を搭載。Android端末対応で、「Bluetooth v5.0対応、HFPをサポート」「ハネウェルの汎用Android端末との接続も可能に」なった。

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