ブルーイノベーションは、独・doks.innovation GmbHのドローンとAGVを有線で繋いだロボット「inventAIRy XL」を用いた倉庫内完全自動棚卸ソリューションの提供を12月から開始すると発表した。
<doks.innovationの「inventAIRy XL」>
doks社の「inventAIRy XL」はドローンとAGVをワイヤーで繋ぎ、AGVからの給電でドローンが稼働する仕組み。有線給電による5時間のドローン稼働が可能。設定時間になるとシステムが自動的に起動し、AGVは在庫確認が必要な通路に移動、ドローンが離陸してカメラで商品のコードを読み取る。
今回、ブルーイノベーションが提供するドローン・AGV・ロボットなどを複数遠隔制御するシステム「BEP: Blue Earth Platform」と連携することで、他の作業工程も含めた統合管理が可能となり、倉庫内の完全自動棚卸ソリューションとしての提供が実現した。
doks社は2017年に設立、物流倉庫内在庫管理のオートメーション化、デジタル化に向けたソリューション開発に取り組んでおり、欧州で大手物流企業をはじめとする70社以上の企業に倉庫内在庫管理ソリューションを提供している。