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ビーイングHD/オカムラのカゴ車搬送ロボットを試験導入

2020年12月24日/IT・機器

ビーイングホールディングスとオカムラは12月24日、オカムラが開発した自律移動ロボット「ORV(Okamura Robot Vehicle)」カゴ車搬送タイプの実用化に向けた実証実験を共同で開始し、2021年6月の実運用を目指すと発表した。

<ORV(Okamura Robot Vehicle)>
20201224okamura 520x455 - ビーイングHD/オカムラのカゴ車搬送ロボットを試験導入

ビーイングHDが大手ドラッグストアチェーンの物流拠点として運用している北関東SCMセンター(群馬県前橋市)と白山第3センター(石川県白山市)にORVを試験導入し、オカムラと共同で実証実験を進めている。実験を通して、使い勝手や運用ソフトなど、実用化に向けた検証を行う。

<自律走行で障害物を回避>
20201224okamura1 - ビーイングHD/オカムラのカゴ車搬送ロボットを試験導入

<牽引方式よりも小回りの利く走行を実現>
20201224okamura2 - ビーイングHD/オカムラのカゴ車搬送ロボットを試験導入

ORVは、センサーで周囲の環境を把握し、周辺地図の作成と自己位置推定を行うSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)の技術を活用。AIでカゴ車を自動認識して取りに行き、目的地まで障害物を避けながら搬送する。牽引ではなく、カゴ車の片側を掴み上げることで、その場旋回など小回りが利く動作を可能にした。

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