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シーネット/四国牛乳輸送坂出物流センターでWMS稼働開始

2021年03月10日/IT・機器

シーネットは3月10日、四国牛乳輸送の新物流拠点である坂出物流センターに、クラウド型倉庫管理システム ci.Himalayas/WMS(WMS)を導入。1月から入庫業務、2月には出庫業務が稼働しており、すべての業務においてシステムの稼働確認をしたと発表した。

<四国牛乳輸送坂出物流センター外観>
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<内部の様子>
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四国牛乳輸送では、新センター設立に伴い在庫ロケーションの適正化を目的としてWMSの導入を決定。シーネットでは、充実した標準機能とカスタマイズへの柔軟性・拡張性をもつWMSにより出荷頻度や出荷量に応じて最適なロケーション管理を実現するシステムの構築を効率的に行った。

四国牛乳輸送坂出物流センターは内食や個食など変容する食の新常態を透徹して建設された営業冷蔵・冷凍倉庫で、全国に向けて冷凍食品を輸配送するためのハブとなるマザーデポと位置付けられている。

主に扱う商品は、業務用冷凍食品。荷量が多くパレット単位で入荷するため、配置場所を間違えると移動や作業時間に大きなロスが発生してしまう。

この課題に対処するために、入荷したパレットをどのロケーションに配置することが業務上最適なのか、ロケーション指示をする仕組みを構築した。

また、現場の監視のためにクラウド監視カメラ(GAZOCL)を導入し、安全な倉庫運営を行えるようにした。

四国牛乳輸送では、コロナ禍で激増する内食需要に応えるべく安心安全の操業をしている。

シーネットでは、今後も坂出物流センターでのWMSの安定稼働を通じ、継続的に課題解決のための提案を行い、安定操業を支援していく計画だ。

■四国牛乳輸送坂出物流センター概要
所在地:香川県坂出市江尻町字本条新田 1-4
面積:敷地9749m2、延床4968m2
主要用途:業務用冷凍食品の輸配送マザーデポ
http://yongyu.jp/

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