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凸版印刷/IoT重量計で物流センター在庫をリアルタイム管理

2021年03月23日/IT・機器

凸版印刷は3月23日、スマートショッピング、西部ガスと共同で、西部ガス物流センター内の在庫をリアルタイムに管理する実証事業を3月23日~7月31日にかけて実施すると発表した。

<スマートショッピングの提供する「スマートマットクラウド」のイメージ>
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スマートショッピングは、凸版印刷主催の公募型オープンイノベーションプログラム「co-necto 2020」の第1期ファイナリストで、西部ガスは同プログラムのパートナー企業。

実証実験では、スマートショッピングが持つ「スマートマットクラウド」で使用するIoT重量計「スマートマット」を使用し、西部ガス物流センター内の在庫数量を重量により自動計測することで、物流センター内の在庫をリアルタイムに可視化。製品在庫の自動棚卸を実現し、在庫管理で発生するさまざまなリスク回避の可能性と、業務負荷の削減効果を検証する。

その後は、実証を踏まえ、スマートマットクラウドとのAPI連携による在庫管理サービス等、各社の倉庫・資材管理部門の状況や要望により柔軟に対応できるサービスの構築を目指す。

■実証実験の概要
実施期間:2021年3月23日~7月31日
実施場所:西部ガス都市開発「物流センター」内(福岡県糟屋郡新宮町)
目的:「スマートマットクラウド」を使ったリアルタイム在庫管理と発注システムとの連携、および取得情報による需要予測の可能性検証

■各社の役割
凸版印刷:全体管理、物流センターへのスマートマットクラウドの導入プラン検討
スマートショッピング:「スマートマットクラウド」サービスの提供、運用アドバイス
西部ガス:実証フィールドの提供、実証実施後のフィードバック

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