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三菱倉庫/3月期の売上高6.7%減、営業利益は3.8%減

2021年04月30日/決算

三菱倉庫が4月30日に発表した2021年3月期決算によると、売上高2137億2900万円(前年同期比6.7%減)、営業利益117億3500万円(3.8%減)、経常利益160億1300万円(4.8%減)、親会社に帰属する当期利益391億6000万円(230.4%増)となった。

物流事業全体の売上高は1792億5500万円(5.5%減)、営業利益は72億3200万円(0.7%増)だった。

このうち、倉庫事業で貨物保管や物流施設賃貸業務が底堅く推移したが、倉庫、陸上運送、港湾運送及び国際運送取扱の各事業において、新型コロナウイルス感染症の影響により貨物取扱量が減少しており、倉庫、陸上運送の両事業は、医薬品、日用品等の取扱が増加したものの自動車部品、飲料等の取扱減少により、売上高は倉庫事業で前期比1.0%減の559億5400万円、陸上運送事業で同7.5%減の482億1400万円となった。

また港湾運送事業は、コンテナ貨物の取扱減少等により、売上高は前期比8.4%減の213億3200万円となり、国際運送取扱事業は、輸出入貨物の取扱減少等により、売上高は同7.2%減の465億1400万円となった。

不動産事業全体の売上高は361億5300万円(12.2%減)、営業利益は100億3800万円(7.6%減)だった。

次期は、売上高2270億円(6.2%増)、営業利益126億円(7.4%増)、経常利益162億円(1.2%増)、親会社に帰属する当期利益133億円(66.0%減)を見込んでいる。

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