杉村倉庫が4月30日に発表した2021年3月期決算によると、売上高102億400万円(前年同期比0.6%減)、営業利益12億6300万円(4.9%増)、経常利益12億2100万円(7.3%増)、親会社に帰属する当期利益9億9500万円(7.7%増)となった。
セグメント別では、物流事業の売上高は85億8500万円(0.7%減)、営業利益は7億4100万円(4.5%増)となった。
このうち、倉庫業務は前連結会計年度に比べ化学工業品や日用品の取扱が増加したが、食料工業品の取扱が減少した。運送業務は年度末での配送の取扱やオフィス移転作業などが増加したが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により一部の荷主企業からの配送委託物量が減少した。
次期は、売上高102億4000万円(0.3%増)、営業利益11億1000万円(12.1%減)、経常利益10億8000万円(11.6%減)、親会社に帰属する当期利益7億4000万円(25.7%減)を見込んでいる。
杉村倉庫 決算/4~6月の売上高1.8%増、営業利益4.9%増