経済産業省が4月30日に発表した3月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1155万kl(前年同月比25.0%減)だった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(514万kl、前年同月比4.3%減)、アラブ首長国連邦(293万kl、50.8%減)、カタール(121万kl、19.5%減)、クウェート(89万kl、37.9%減)、ロシア(63万kl、41.2%増)となっている。
中東依存度は90.5%で、前年同月比3.2ポイント減と5か月ぶりに前年を下回った。
燃料油の在庫は879万kl、前年同月比100.6%と2か月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、灯油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ナフサ及びジェット燃料油は前年同月を下回った。