大和物流は6月1日、愛知県一宮市で物流施設「(仮称)一宮丹陽町物流センター」を着工すると発表した。
同社は、愛知県を中心に中部エリアの物流基盤強化を図るため、総延床面積約3万7100m2の大型物流施設「小牧物流センターⅠ」及び「小牧物流センターⅡ」など、県内に11か所、総延床面積約 15万9145m2の物流施設を運営している。
そしてこのたび、今後のさらなる物流需要の増加を見据え、「(仮称)一宮丹陽町物流センター」を開発する運びとなったもの。
このセンターは、名古屋高速16号一宮線「西春IC」から約 1.5km に位置し、主要都市である名古屋市内への配送拠点として最適な立地。
また、名神高速道路「一宮IC」から約2.4 kmとアクセスに優れ、中部エリアのみならず、東西広域への交通利便性も高い物流適地にある。
施設仕様は、低床式ホームで、建材や機械などの重量物の取扱いに最適な床荷重2.0t/m2の仕様を採用。また、トラックバース直結の貨物用エレベーターと垂直搬送機をそれぞれ2基設置するため、効率的な荷役業務が可能だ。
このセンターは、2022年5月末の竣工を予定しており、竣工後は交通利便性と充実した施設仕様を活かし、中部エリアに拠点を置くメーカーや流通業者向けの保管・輸配送拠点として同社が運営していくとしている。
■概要
名称:大和物流「(仮称)一宮丹陽町物流センター」
所在地:愛知県一宮市丹陽町五日市場字天上 7 番他
敷地面積:1万1272.62m2
延床面積:1万7438.12m2
構造・規模:鉄骨造 地上 3階建て 低床式
床荷重:2.0t/m2
搬送設備:貨物用エレベーター2基(3.5t:1基、4.5t:1基)
垂直搬送機2基(1.5t)
アクセス:名古屋高速16号一宮線「西春IC」から約1.5km
名神高速道路「一宮IC」から約2.4km
最寄り駅:JR 東海道本線「稲沢駅」から約 2.7 ㎞
着工:2021年6月1日
竣工:2022年5月末予定
稼働:2022年6月予定
施主:大和物流
設計・施工:大和ハウス工業
運営:大和物流